なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

4/24、4/25

4/24

葬儀場で目覚める。のろのろと化粧をして、朝食。鱈がおいしい。喪服に着替えてお葬式。長いお話を聞いていたけど、正直少し眠くなった。あっさりと帰るよりは温かみがあって嬉しい。トイレに行っている間に棺桶に別れ花を入れ始めていた。帽子やメガネを入れていて。私はいくつか花を入れたけれど、もう涙は我慢できる段階じゃなかった。姉と一緒にぐずぐずと涙を流した。蓋をして、顔の窓を閉じて、一緒のバスに乗って焼き場へ。北空知葬斎場という場所で、私の先祖の墓のすぐそばだと知る。最後のお別れをして、そこでも泣く。待っている間お昼ご飯を食べ、姉とおしゃべり。みんなで骨を拾う。私と従兄弟だけが、少しでも残したくなくて最後までしつこく拾っていた。骨壷を持って葬儀場へ戻り、骨揚げ法要を行う。北海道ならではなのか、49日を前倒しで行うようなものらしい。

祖父母の家に帰宅して、荷物を全部二階へ。今日はみんなここに泊まる。和室に小さな祭壇を作り、骨を置いて、拝んだ。余っているお弁当がたくさんあったのでそれをつまみつつ、たくさん話をして、笑って、食べて、飲んで、寝た。

 

4/25

7時前に目覚めた。サンドイッチを食べながら、『私は辛い日によくサンドイッチを食べるな』と思った。ルナが死んだ日も食べてた。のんびりと支度をした後、記念写真を撮った。おばあちゃんに「もう帰るね、またくるね」と声を掛けた。見送ってくれる?と聞いたけど嫌だと言うので車に乗る。別れを惜しんでいたら、玄関までおばあちゃんは来てくれていた。手を振って、姉と父と私だけ、10時半くらいに家を出た。母は少し北海道に残る。おじさんや従兄弟が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていたのが見えた。優しいな。

ホームセンターで除草剤を買い、我が家のお墓へ行って撒いた。肝心のおじいちゃんのお墓は見つけられなかったので、また、もし一回忌で来れればお参りしたいなと思う。砂川ハイウェイオアシスに寄ってお土産を見ていたら、従兄弟夫婦と再会した。子供が遊べる施設があるらしい。

輪厚パーキングエリアに寄って、牛乳ソフトクリームを食べる。すごくあっさりしていて、でも物足りなさのない、乳臭さがない美味しいソフトクリームだったな。

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レンタカーを返してバスに乗り、空港へ。手続きを済まして荷物を預けてから、ラーメンを食べる。たくさんラーメン屋さんはあったけど、一幻のえびそば、あっさりにした。

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お土産を物色。旅行気分で来たわけではないのであまり下調べしておらず、悩む。お土産といってもほとんどが自分のものになった。