なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

4/22、4/23

4/22

朝7時半にお坊さんが家に来て、お経を唱えてくれた。戒名や宗派の話を聞く。祖父はおそらく真言宗だという話だった。たくさんのアルバムを眺めながら祭壇の横に飾る写真を選んだり、洗濯をしていたらいつの間にか葬儀屋さんが来ていて、お通夜や葬儀の祭壇、供花、香典返しなどを決めていた。私は棺の色を決めさせてもらった。薄いブルー、水色をもっともっと白に近づけたような色にした。香典と、供物として姉と連名でコーヒーのセットを贈ることにした。

しまむらへ行って、数珠やネックレス、礼服やタオルなど必要なものを買って帰ったら、叔母さんと従兄弟、そのお嫁さんと猫が二匹来た。やっぱり再会は18年ぶりくらいで、大きくなったねぇ〜!とお互いに驚く。新婚で、家を建て始めているらしい。みんなで晩御飯を食べお酒を飲み、寝るスペースや布団の関係で、母父姉私はまた百合子さんのお宅へ泊めてもらうことに。ありがたくお風呂にも入れさせてもらって、話をしたりして、1時くらいには寝た。

 

4/23

喪服を持って、葬儀場のやすらぎホールへ向かう。もう1人の従兄弟と再会。奥さんと、2歳の息子もいた。祖父の体を拭く。一昨日の夜に祈りながら握っていた手が氷のように冷たかった。棺に収めたりしてから、喪服に着替えてお通夜。終わってからその場でみんなでご飯を食べた。知らない親戚の方たちもたくさん。ほとんど食べず飲まず周りと話したりしていたらあっという間に22時くらいになっていた。今日はこの葬儀場でみんなで雑魚寝の予定で、お風呂は一つしかない。時間短縮のため姉と一緒に入った。みんなが寝たあと母と姉と3人で少し飲み食いして寝た。「私たちの家の根っこはどうしても父のことになってしまうけど、もう自分の幸せを考えていいと思うよ」と姉が私に言った言葉が印象的だった。