なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

いい接客ってなにさ

しばらく前、駅付近でお祭りがありました。仕事終わりの夜、駅からキッチンカーがたくさん並ぶ市役所の駐車場まで歩いて行きました。何年も前からインスタをフォローしているキッチンカーのお店が出店していて、やっと食べられる!と楽しみにしていたのです。私は免許も車も持っていません。自力でいける距離に来ることがないお店なので嬉しく、力を振り絞って行ったのですが、接客が、思っていた感じと違って、シュンと落ち込んで終わりました。うまく書けませんが、すごく蔑ろにされた感じ、というか。

帰宅してから食べた料理の味は美味しくて、少し複雑でした。料理屋さんなのだから、料理が美味しければなんの問題もないのでしょうし、何年もずっと存在を知りながら足を運ぶことはなかった私が、勝手に良い接客を期待し、それを得られなかったからと怒るのはおかしな話だと思います。実際怒ってはいません、ただ悲しかっただけで、SNSから得ている印象なんて、なんのアテにもならないというのももちろん分かっている事です。一昔前にRさんがブログに書いていた文章で、「はて?」と思ったファン心理みたいなものがたしかあったのですが、それに似たようなものを体感して、あ〜なるへそね〜、と。文章を読んで理解するという事と体験を重ねて理解するという事、圧倒的に前者の方が私は多い人生だったので不思議な感覚でした。

 

しばらくたくさんのキッチンカーのそばをウロウロしていて、なんとなく、この街が栄えない理由が分かるような気がしました。他所から来たような格好で1人歩く私、常連客や顔見知りではない私が、いくらメニューを見ていても「いらっしゃいませ」を言われることはありません。店主や店員は私のそばでずっと顔見知りや身内と楽しそうに話しており、せっかくのお祭り、楽しそうなのを邪魔するのもな、とそっと離れてばかりでした。

今日歯医者に行った時も思ったのですが、私はもっと、客や患者として人と対する時、自分の要望みたいなものをしっかりもたないとダメだなぁと。差し歯を作ってもらおうか、持ってる物を入れてもらおうか、相談する間も無く持っている物を入れられて、あれまーと。作ってもらう!と決めて最初からそう言えばやってくれたのでしょう。気付いたらはめられて終わりました。

 

たった1人だったり、5人だったり、30人だったり、人数はバラバラですが、毎日必ず誰かが来てくれているこのブログ、たまには書こうと思ったらこんな話でした。なんか、すいません。明日はもっとまともなこと書きます。