なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

気付いたら 許してた

大宮でお笑いを見ていて、かなり目を凝らしたあと、明るい外に出たら手元が全く見えなくなっていました。階段の上り下りも怖くて、駅の隅っこでしばらくジッとした後、気合を入れ、なんとか電車と自転車で家に帰れてホッとしました。目が見えない人って本当に大変でつらいだろうなと感じる。
ピントを合わせるのが難しくなっていて、手元の文章が片目だと読めたり、裸眼だと読めたりします。スマホ老眼かなと。仕事外でスマホはあまり触らなくなると思います。ハマっていたゲームはやりたい時に最低限にして、予定していたプラネタリウムも延期になることでしょう。目のほうが大切です。

 

チケット詐欺にあっても、医者に曖昧な診察を受けても、わたしは不思議と、人間が好きです。気付いたら許してます。嫌なことを心の中にずっと留められるほど、ゆとりがないのかも知れません。

 

人の存在価値は変わらないということを、ここ数年少し忘れがちな気がします。周りに自分がどう扱われ、どう思われていても、人間的な価値や命の重さは変わらず、それは良くも悪くもみんな同じであるということ。常に事実を事実として認めて、受け入れた上でどうするのかを選んでいくだけのこと。自分が『悪いものだ』と思い込んでいるだけのものが、意外と多いということ。昔読んだ本の請け売りですが、私にとっては生きていく上での基本だなと思った記憶があります。

好きな人に好かれることがなくても、女性として求められることがなくても、パートナーがいなくても、目が見えなくなっても、それは事実でしかありません。いや悲しいな急に!ずっと健康で生きていられるわけではないのですから、親や兄弟に迷惑をかけないように出来ることをしなければと思っただけです。w

 

大宮で唯一自分のために買ったものは花でした。ミモザは人気すぎて、花屋で在庫があることがまぁないのです。花を愛でられるのも目が見えるおかげ。幸せをかみしめます。

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