30

そろそろ30歳になります。驚いてます、人間って30歳になるんですね。周りに30歳以上の人が多い生活をしているのに、正直自分が30歳まで生きられる想像は出来ていませんでした。すごいな、結局親に殺されたり不治の病にはならなかった。周りの人間のおかげだと思う。ありがたい。

あんまり年齢に縛られる必要もないかなと思いますが、自分の人生を振り返って、今自分の手の中に何があるのか考えてみたところ、驚くほど何もありませんでした。改めて自分に生きている価値があるかどうか考えると、ない気がします。ある！と言い切れる人も勿論いるのでしょう。言い切れる人には何かしら、子供がいるとかパートナーがいるとか、仕事や趣味が順調で楽しいみたいな生きがいがあったりするのかな。

仕事は長い間正社員で続けてます！みたいなものではないし、社会的立場もありません。元々内向的なので色んな人と接する派遣を選んでましたが、安定はないし、自分で選んだものですし、選択が良かったかどうかは自分の考え方次第です。

友達も結婚して遠くに行ったり死んだりしてほとんどいないし、恋人も子供もいないし、血縁は居ますが仲が良いって訳でもないので、『人と一緒に人生を築いてる感覚』が薄過ぎるのだと思います。周りに人間が居なさ過ぎて、犬と喋って田舎道を散歩する毎日だとこうなります。

あと言い方がすごく悪いのかもしれませんが、ぱっと目の前に現れてサッと消えてしまった異性とかはほぼ思い出すこともなく、、、うーん、人間に対する意識が足りないんですかね？物凄く失礼だなと思う反面、おそらく相手もそうなはず、と思ってしまう節があります。なぜだろう…。成人してから10年、何やってた？と聞かれたら何も浮かびません。悲しい人生かよ！

過ぎたものはどうしようもないので基本的に悲観的にはならないのですが、それだと成長もないんで、客観的に自分を見てみよう、と考えてみたのですが

・いもくさい

・空気が既婚5人の子持ち

・仕事においてヌケている。ていうか生活全体ヌケている。

・部屋が物置きみたい

・なんか偉そうだし口だけ達者

・結局何がしたいの？って感じ

というバリバリ主観で終わりました。客観視ってなに…。

たとえば好きな人が居るとなかなか諦めがつかない所とか、*1ニオイとかで人を判断しがちな先入観みたいな物とか、そういうものをなくしていきたいとずっと思っているのですが、そもそも質が重たく、軽やかな人間ではないので、諦めてそういう風変わりな自分と向き合った方がいいのかもしれないと考えたりもしています。

人を綺麗なものとしてイメージし過ぎだなというのも最近感じます。期待しすぎなのもあるし、悪い人は多分たくさんいるし、良い人にも悪い心は芽生えることをすぐ忘れてしまう…。

あと基本的にはもっと自分のそばにいてくれる人を優先的に大切にしよう、と思いました。友達のラインとか2週間くらい返さないんで…それでもちゃんと成り立ってる関係ですが、やっぱり、そばにいる人を大切に。

ただ、もっともっと自分のために生きなきゃとも思います。自分の事をちゃんとした上で、余裕があれば周りをみる、というもの。自分を疎かにしがちなのが本当に良くないので、自分の気持ち(例えば、誰かを手伝いたい、助けたいとか)だけに振り回されずに頭でもよーく考えようと思います。こどもみたい！メソメソ泣いてないで出来ることをやるのみ！

みんなブログとか書かずによく自分が考えてること覚えていられるよなぁ、すごいと思う。

*1:勿論恋人がいたり既婚であれば気持ちは覚めるけども!