なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

不思議な気持ち、のはなし

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先日TDLに行ってきました。清澄白河で一泊して、新宿と赤羽もふらふらと。初めて美女と野獣のエリアに足を踏み入れ、アトラクションの為にお城へ。並んでる途中で『急遽メンテナンスのため中止、ファストパスを配ります』との案内が。貰えるのを待つためにそのまま列に並んでいたら、30分くらいして再開のお知らせが流れ、そのままスムーズにアトラクションに乗れました。すごい幸運だったと思います。

 

広間でプロローグを見た後、10人乗りの大きなティーカップに乗り、移動しながら物語の続きを眺めていくアトラクションでした。プーさんのハニーハントみたいな感じです。映画の世界に入り込んだようで、装飾、人形の作り込み、プロジェクションマッピングに感動しました。冬のシーンはちゃんと寒かったし、レールもなくティーカップが動いていくのはやっぱり凄い。プログラミング技術なのでしょうか…。

中盤あたりから泣きそうになり、ふと気付いたのですが、大勢の人がスマートフォンで撮影をしていました。同じ空間にいる人たちが、私のそばや向かいのライドに乗ってくるくると回りながら、動画を撮影しているのです。それに気付いた瞬間、泣いちゃダメだ、と不思議な気持ちになってしまい…結局堪えて終わりました。

コロナ禍でパークに来れない人たちのため、現在このアトラクションは撮影可能になっている様子で、撮影をしている人たちは何も悪くはないのです。

ただ、どこの誰かも知らない人間が撮っている動画に、号泣している自分が映り込んでしまうかもと思うと、なんとなく気が引けるというか…恥ずかしいな、嫌だなと思ってしまい。どこの誰だか知らないなら良いじゃんwという考え方も良いと思うのですが。そもそも写真などが苦手なので、ふと向かいあった人にスマホを向けられているだけでドキッとして現実に引き戻されてしまったのもあると思います。写真に写ること、カメラを向けられること、得意になりたいな…。

みんな動画を撮影してどうするのでしょうか。友達や家族に送る?インスタにアップする?おそらく初めて乗って撮影をしている訳ではないと思うので、私のように感動してハフハフしていた人が少ないのかもしれません。この、なんか嫌だな、の気持ちも普段できない体験だった気がします。腹が立つとはまた違うというか…なんだったのでしょうか。

 

ちなみに新宿ルミネのトイレで友人と15分並び、自分が入って出たら友人が待っていた時は明確に腹が立ちました。「中でスマホ触るな!化粧直しするな!用足してさっさと出ろ!」と大声で叫んだりしたら、みんな大人しく出てくるんでしょうかね?それもちょっと気になります。やったことある人、探してみたいな〜。