なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

『ホリック xxxHOLiC』を観た、はなし

原作はCLAMPxxxHOLiC全19巻、現在はxxxHOLiC・戻という続編が不定期連載されています。アニメ化、ドラマ化、舞台化もしており、漫画は1400万部を突破している人気作品です。

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人の心の闇『アヤカシ』が視える高校生、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)は蝶に導かれ、願いを叶えるミセに辿り着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし対価が必要」と言う店主の壱原侑子。アヤカシが視えなくなる事を望み、四月一日は彼女のミセで働くことになる。様々な悩み(願い)を持つ者と出会い関わり合ううちに日常に変化が起こっていくのだが…というあらすじ。

 

私は原作のファンで、1巻発売、中学生の頃から漫画を買って読んでいました。大人になっても読み返す作品。その原作のイメージを強く持って行くと、少しオロオロしました。四月一日のキャラクターの違い、百目鬼との距離感、マルとモロの大きさ、モコナ不在の寂しさとかだと思います。

映画内で起こる事象はほとんど原作の通りなのですが、過程が違ったりする。特に四月一日、ひまわり、百目鬼に降りかかる事件は原作だと後半、3人の関係性が深くなってから起こる出来事なので、ここまで映画で描く事に驚きました。漫画を読んでない人はどのくらい分かるのだろう。

蜷川実花さんは写真展に伺った事があるくらいで映画を拝見したことはなかったので、独特な画の作りにも驚いた。美術の凝り具合がとか色彩がとかそこではなく、物語の切り貼りの仕方が独特に感じて、彼女の作品はそれなりの『見方』があるのかもと思った。他の作品も見てみようかね〜。万人にオススメ!とは言えないのは、私の見方が間違っているのかもしれません。女郎蜘蛛が吉岡里帆さんである事にまったく気付かないようなぽんやり人間が書いている事なので、なあなあに読んでくださいw

 

個人的には…私の大好きな座敷童がほんの少ししか映らなかったのが…!がーん。橋本愛さんが演じていた様です。かわいい…。百目鬼もビックリするくらい格好良かったです。おしまい。

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