なんでも良しとしとくれよ。

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わたしの内側

体や心の話なので

気分を害するかもしれません。

気になる方だけどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木製の大きなテーブルを挟んだ向かい側にいる、白髪の男性。私は彼に会いに来ている。

予約が必須で急患が見てもらえなくても、受付の女性の態度が悪くても、私はこの先生に診てほしい。

いつも聞かれることは決まっている。

基礎体温帳を診ながら、話をする。

今年に入ってからは、特別な薬を服用せずに済んでいる。ただ、これが果たしていつまで続くかは分からない。月経が来るようになった理由が、逆にわからないからだ。

「なにか体調の変化はありますか?」

いつも聞かれない珍しいことを聞かれて、考えるものの、以前相談したようなものしか浮かばなかった。

「特にないですねぇ」

 

 

 

いつもと同じ薬をもらい、いつもと同じ道を歩いて駅に向かいながら、考えていたことがある。

基礎体温を付け出して、7年が経った。

毎日、目が覚めたら私はまず口に体温計を入れる。

計った体温をアプリにつけ、婦人科にかかる前には、まとめて手帳に記録する。

まともに自力で生理が起こせるようになってきたのはここ1年くらいの話で。

子供を産むのであれば、やっと土俵に上がれたようなものだ。

私は、何のために婦人科へ通っているのだろう。

恋人もいないし、子供も欲しくないのに

若い時から、中絶手術を行うことで有名な婦人科に通い

あらぬ噂を立てられながら婦人科に通って

面倒になって孤立することを選んだ。

自分の話をする相手はほとんどいなくて

たまに会う友達の愚痴を聞くくらい。

本をたくさん読んでも、テレビを見ても、職場でいろんな人に出会っても

誰かを信じたいと思う気持ちは減る一方で

この間書いたように、自分が生活している意味が分からないまま生きている。

家事をして、仕事をして、犬を愛でて。

親や祖父母に、自分の存在を否定されたり、性的な目で見られて死にたくなるほど悲しくなる。

私は、ループしている。

 

 

 

駅ビルのトイレに入り、鏡をみたら、ひどい顔をしていて、あっ、と声が漏れた。

顔色が真っ青で、慌てた。

なんで、と考えて、今日はまだ何も口にしてないからだ、とごまかして手を洗った。

私は、悲劇のヒロインなんかじゃない。

つらい、大変、苦しい、そんなこと、みんな同じだ。

生きたいように生きられる人なんて、そんなに沢山いるわけじゃなくて

みんな悩みを抱えているし、みんな頑張っている。休む間もなく走ってる人だっている。

私には、理由がないだけだ。

「本当に28なの?」

「そんなにいい子で疲れない?」

「よく出来てると思うわぁ、あなたのそういう気配りが好き」

褒められた言葉が反芻して、『私は全然良い子じゃない』と深く思う。

電車で首元におっさんのくしゃみが当たったら、「おいお前このやろう」と思っているし

狭い道で横に並ばれてのろのろ歩かれると、「邪魔だ周り見ろよどけ」と思う。

自分だって周りに許されながら生きてるのに、人を許せない。

良い子なんかじゃない。私がやってることは常に当たり前のことだけ。

それなのに、どうして周りを許す心のゆとりが出来ないんだろう。

 

 

 

夜眠ろうとしたら、突然、激しい腹痛に襲われた。

横になっていたのだけど、痛すぎて起き上がることも出来ず、少しずつ体勢を変えて、何とか立ち上がり、前かがみでリビングまで行って水を注いで、自分の部屋に戻って薬を飲んだ。

生理痛?それとも胆石?盲腸?過敏性腸症候群だから?

色んな可能性を考えて、バファリンブスコパンで悩む。

下腹部も痛いけど、それより胃のあたりが痛い。ブスコパンは効くことが多いので、そちらを選ぶ。

1時間半くらい苦しんで、薬が効いたあたりでピタッと痛みがやんだ。

怖さと痛みに震えていたのが収まった後、急激に怒りが湧いて、涙が止まらなくなってしまった。

 

 

 

こんなブログにすら書けないことがある自分が情けない。

本当のことが書けない。書けないけど、ままならない悲しい事が立て続けにあって、私はそれを誰にも言えないまま人生を送ることを知っている。

ひとりで死ぬのが怖いわけでもないし、誰かのそばにいたいわけでもないのに、底なしに悲しく寂しくなって、したしたと涙を流してすやすやと眠った。

 

元気でいられる日もあれば、そうなれない日だってある。当たり前に。

本当に気持ちがくるくるまわり、女性ホルモン舐めんなと体に言われた気がした一日だった。