なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

手を使うとか、刺繍とかのはなし。

手を使うのが向いている。それは昔からそうだった。

夜更かししてジグソーパズルをするのが好きだった。絵を描くのが好きだった。裁縫が得意で、ミシンより手縫いが好きだった。

『細かいことをコツコツと、一人で静かに淡々と。』私はそれが、大人になった今でも好きだ。

 

先日友人に『マヤ暦』という占いを教えてもらって、占った。笑えるくらい当たっていた。

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私は『青い猿』『青い手』だったのだけれど

特に『手にオーラがある』というのは、読んでいた姉がとても頷いていた。

私が先に書いていた好きだったものは、一応きちんと理由があって好きだった。

ジグソーパズルは、パズルがはまった時に独特の感触が手に伝わる。それがたまらなく好きだった。

色々なジグソーパズルをやり込んでいたので、空が広がるような絵のパズルでも、なんとなくの色味と微かな形の差で、感覚的に、これがはまる、というピースを見つけるのがうまくなった。ピースの形が同じでも、本当に、違って見えてくる。

 

絵を描くのはもう、自我が芽生える前から好きだったので、多分私は、絵を描くべきだったのだと思う。

上手い下手とか、商売になるならないとか、才能があるないとか、そういう理屈ではなく、純粋に、絵を描くことと文章を書くことは、私にとっては、誰よりも何よりも自分を救ってくれたもので、しないことが想像できなかった。それが一番しっくりくる。

 

裁縫は、自発的に何か作ることはあまり沢山はなかった。

授業で縫い物をしたり、先生に頼まれて作品を作ったり、そういうのが好きで。

少しでも縫い目に納得がいかなければすぐやり直すし、それが苦になったりしない。

ひと針ひと針を慎重に刺すのも好きだし、綺麗に揃った縫い目が続いたり、仕上がりが予想以上だと達成感がすごい。

 

占いの結果を見た時、私はやっぱり、手を動かしている時が一番、なにもかも忘れられるのかもしれない、と直感的に思った。

読書や映画鑑賞、音楽を聞いたり歌を歌うのも好きだけど、何より、こうやって指を動かして文章を書いたり、世間から隔離されて自分の目の前にあるものだけに没頭して手を動かしたりすることが、一番集中できる気がした。

それを確かめるべく久しぶりに裁縫をしてみることに。

 

 

 

とりあえず用意したもの。

手芸屋さんで綿麻布、刺繍枠、刺繍糸。

図書館でデザイン案の本

100均でチャコペーパー(失敗)、トレーシングペーパー、刺繍針。

 

作るものをハッキリ決めていなかったので、布はとりあえず綿麻で、使いやすそうなキナリ。

刺繍糸は100均にも売っているけれど、たかが糸、されど糸なんだなと分かる感じ。高い糸を見たことがあるからかもしれないけど。

細いから仮縫いとかにはいいと思う。あと、刺すものが決まっている人とか。

私は練習用に念のため100均で1袋6色入り購入。あと手芸屋さんで3色だけ。

刺したいものが決まってからは通販で購入。

刺繍糸ではDMCというメーカーが有名で色が豊富なよう。そして手芸屋さんで買うより安い。。。

とりあえずハンカチ出来ました。

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普通の布に、緑の刺繍糸でカットワークを。

でもカットワークって、カットワーク用の糸でやるみたいです。気づかず刺し始めてしまったので、まあいいか、緑がいいし…と。

そのあと裁ちバサミで要らない布を先に裁断。イニシャルを刺す時に布が重く感じるのは嫌だったので。

イニシャルを入れる付近は布を切らない。切ってしまうと刺繍枠がはめにくくなるかなと、念のため。

 

イニシャルは図案を見たんだけど、どこからどの順で刺せばいいか分からず、結果、自己流。

ハンカチなので裏から見た時に汚くならないように…このデザインの場合はEの上部と下部は別々に刺している。

 

糸が渡ってしまうのが嫌だったので、Eの上部→花→葉っぱたち→Eの下部の順で刺した。

多分Eをそのまま刺してしまうと花が刺せなくなってしまうかも。。。?

糸を取る本数によって針はサイズが変わるんだけど、ほとんど2本どりで刺したので、針は細く小さい。

花を刺したい部分の下にもEを刺してしまうと、花を刺す時にかなり力がかかるし下手したら針が折れるな、と思ったのと(私は力が強いので)

あと糸が渡ると、花を刺す時に糸がこんがらがりそうだなと。常に裏面を気にしだすと全く進まないので、危険回避で…。

でも、どう刺すのが一番美しいのかわからないし、糸の処理も本ではイマイチ分からず、結局自己流。

多分刺すものによって糸の処理は違うと思う。ハンカチの場合は裏面が見えるからなるべく刺繍内に入れ込んだけど、ポーチみたいに裏地がつくものなんかは多少汚く仕上がっても見えないから平気だし…。

うーん、初めて刺したにしてはまずまずなのかなぁ。わからない。

 

時間を忘れてかなり集中して刺したし、私は、やっぱり、こういうものが好き。

そう、時間を忘れられるんです。良くも悪くも。そして、キリがいいと思える所まで進まないとやめられない。趣味にするにはこれがネックだなと。。。

そんなの自分で時間決めて刺せばいいじゃん、って思うでしょう?無理なんです。本当に好きなものに関しては私はそれが出来ない。

感覚を掴んでるうちに沢山刺したい、イメージが湧いてるうちに形にしたい、早く仕上げたい、使いたい。

ひと針ひと針を丁寧に刺してはいる。

でも、だからこそ、今進めるのが一番綺麗に仕上がる、みたいな感覚が訪れる瞬間があって、そういう時に手は止められない。

お腹が減っても日が暮れても席を立てない…物作りをしてる人って、こういうのとどう折り合いつけてるんだろう。。。

 

まぁ、おそらく、物作りに長けている人は、こういう瞬間があるというより、コンスタントに上手く刺せるんだろうな。

やった分だけ確実にうまくなる気がする。

うーん、刺繍、いいなぁ。続けたい。作りたいものないんだけど。