なんでも良しとしとくれよ。

そういうことです。

最近見た映画

劇場霊

元々ホラーが苦手で、特にジャパニーズホラーはお手上げの私(見るし見れるけど引きずる)

リングシリーズは、トラウマすぎて逆に今でもたまに見返します。

この映画は同じ監督が作った作品なのだけれど…うーん、怖くなかった。

多分私の性格的に、人形がうんぬんっていうのがあまり。。。『チャイルド・プレイ』とかも、へー、という感じで見ていたな。

呪いという得体の知れない目に見えないモノが苦手で怖くて、この作品も人形に魂が宿るような形で悲劇が起こっていくんだけど、その元凶である女性の死が、ピンとこない。

たしかにその女は死んだけど、怨念が残るような死に方ではないような、というね。

個人的には、ヒッチコックの『鳥』の方が怖いかなぁ。

怖さの系統が全く違うけど、『鳥』のようなものは怖くないタイプなので、それ以下の怖さということ。。。

 

『怒り』

さきほど見終わったところ。キャストが豪華。

原作は読んでませんが、吉田修一さんは『パレード』が好きなので、話自体は面白いんだろうな〜と気になっていた映画。

ところがどっこい、ひたすらに苦しむ映画でした。ミステリーだからそりゃそうなんですけど、ここまで胸痛む映画だと思っていなかったので。。。うー、しんどかった。

映画としては良い作品だと思うんです。それこそ昨日書いた『昼顔』みたいな、愛の話でもある。人をどこまで信じるか、信じられるか、信じるべきじゃないか。

疑って離れかけても、また結びつくものもある。信じきれなかったから一生記憶から消せない後悔になるものもあるし、信じすぎたせいで破滅に向かうものもある。結局、みんな自分が可愛いんですよ。

私はレイプシーンが本当に苦手で、学生の頃に金八先生で見たものは今でも思い出してゾッとする。あと『恋空』とかもあったような。

そんなシーンがあるとはつゆ知らず見てしまったので、ただひたすら後悔。見てるとき息止まってました。そのあと動悸がして涙目になるくらい。怖すぎるのでそういうシーンが苦手な方は見ないでほしい…。

しかも全員演技が上手いので、映画を見てるというよりは現実にこの人たち全員が辿っている人生を私がそばで見ているような感覚に陥る。これは心に余裕があるときに見ないとダメなやつです。。。

やっぱり私は『息もできない』とかぐらいが丁度いい。現実味溢れる汚さで、因果応報ではあるんだけど、薄っすらとした救いがあった。痛みの描き方が少し落ち着いてるというか。。。

うーん、傷で例えると、『怒り』は猫にバリッバリに引っかかれて血だらけになる感じ。

『息もできない』は傷口は深いんだけど表面的にはあまりエグくない感じ。そういうものの方が若干私は救われるんす。はぁ、2日に分けたのにすげー疲れる映画だった。